「ラーニングイノベーション2017」mLCブースにおける教育システム情報学会(JSiSE)プレゼンテーションのご案内

モバイルラーニングコンソシアム(mLC)は、6月28日-30日の3日間、東京国際フォーラムにて開催される展示会、「ラーニングイノベーション2017」に出展いたします。

今回のmLCブースは、教育システム情報学会(JSiSE)様とコラボレーションする形で、以下の5大学7研究室の研究内容をご紹介いたします。展示会にご来場の際は、是非、mLCブースにお立ち寄りください。
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新しい「学び」が企業を革新する【ラーニングイノベーション2017】
公式サイト:http://expo.nikkeibp.co.jp/li/exhibit/2017/
主催:日経新聞社 日経BP社
共催:日本イーラーニングコンソシアム(eLC)
   モバイルラーニングコンソシアム(mLC)
モバイルラーニングコンソシアム・ブース番号:374
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<6月28日(水)>

10:00-13:20
【1】電気通信大学  対面の授業を「見える化」する

電気通信大学教育学習支援システム研究室(江木研究室)は,主に対面(実空間)の教育・学習場面を想定して,集まった場での個人や集団の状態をどのようにはかり,どのように見せたり活用したりするかを研究しています.スマートチョークホルダーで板書時間や速度をセンシングし,授業やプレゼンテーションの可視化による振り返りを促す「IoT教具」や,グループ学習の発言時間や交代などの非言語情報を集約して,評価やグループ編成に活用する「ウェアラブル対話分析」などのシステム開発と実践評価に取り組んでいます.

13:40-17:00
【2】広島大学  Kit-Build方式概念マップ:個人や集団の理解を構造的・即時的に把握する

広島大学大学院工学研究科情報工学専攻学習工学研究室では,学習者個人や集団としての理解状態を即時的・構造的に把握してフィードバックできる仕組みとしてKit-build方式概念マップシステムを開発しています.このシステムを通じて,各個人が教授者が伝えた内容を理解すると共に,学習者・教授者の集団として共有し,共同的に知識の活用・発展ができるようになることを目指しており,本展示ではKit-build方式概念マップの基本的な仕組みや,MOOCsや反転授業を想定したビデオ教材との連携や,自信の要素を加えた概念マップ作成,学習者の理解の変化を把握する仕組みなどをデモします.

<6月29日(木)>

10:00-13:20
【3】香川大学  オノマトペ学習くん

運動の動き等を示す擬態語や擬音語であるスポーツオノマトペを使用し,言葉が持つ意図を上手く変換することで, 細かなニュアンスを運動者に伝達していくことが可能であると考えられる.このオノマトペ学習くんでは,運動者が他者の意図するスポーツオノマトペに対応する動きを変換したフィードバックを知覚することで, 運動者自身の運動感覚の合った指導者とのマッチング,運動者同士のトレーニンググループのコミュニティ形成促進を行う.また,このシステムの機能的な部分を活用することで, プログラミング教育や漫画の再現など様々な分野に応用することが可能であると考えており, 実現することで活躍する世界をさらに広げることができる.

【4】徳島大学  反復運動学習のための身体装着型学習支援システム

運動スキルとは訓練や教養を通して開発される身体動作を伴う技能です.
こういった技能は言語化することが難しく,伝達や獲得が困難なことがあります.
特に,複数のプリミティブな運動の統合による全身運動は,個々のプリミティブ運動の学習と
統合運動の学習といったプロセスが意識されないことも多いです.このことも困難さの要因であると考えます.
そこで,運動スキル開発に寄与する支援技術の一例として,ナワトビにおける二重跳びスキルの
学習支援システムを継続的に研究しています.
本システムでは,複数のセンサを組み合わせた装着型のシステムを用いて運動の解析を行い,
解析結果から,学習者の現状に応じた練習を提示します.

13:40-17:00
【5】電気通信大学柏原研究室 学習の主体性を引き出すシステムデザイン

電気通信大学柏原研究室では,学習者の主体性を引き出して深く思考させる上で,(1) 学習に関わる認知プロセスへの積極的関与(engagement)を高める,(2) 自己調整(self-regulation)力を育成する,(3) 内省(reflection)力を伸ばす,ことが重要との観点から,学習支援システムの研究・開発を進めています.今回の展示では,(a)iPadでの擬似力覚呈示よるengagement促進,(b)Web調べ学習での「学び方」を学ぶ支援,(c)プレゼンテーションアバターによるセルフレビューのデモを通して,主体的学習者育成のためにデザインしてきた学習支援システムをご覧いただきます.

<6月30日(金)>

10:00-13:20
【6】徳島大学 ICT活用型防災教育システム

防災は我が国における重要課題のひとつです.近年,ICT活用型防災教育が注目され,システム開発や教育実践が盛んになっています.
徳島大学・光原研究室では,“考えさせる防災教育”をめざして,ICT活用型防災教育を研究しています.特に,携帯情報端末(スマートフォンやタブレットなど)に焦点を当て,リアルでインタラクティブなICT活用型避難訓練システムの開発に力を入れています.
例えば,ICTBED(ICT-Based Evacuation Drill)は,避難シナリオに基づいてコンテンツ(災害状況)を提示し,参加者に判断(避難行動の選択)を迫ります.TED(Tsunami Evacuation Drill)は,参加者がマップ上の津波シミュレーションを見ながら避難訓練することを可能にし,訓練の緊迫感を高めます.

13:40-17:00
【7】横浜国立大学  OERの翻訳プロジェクトを通じた主体的学習スキルの育成

学習者が、MITなどが公開しているオープンコースウェア(OCW)の動画教材に対して日本語字幕を作成する翻訳プロジェクトにチームとして参加することを通じて、教材内容に関する基礎的知識、チーム内で効率的に作業を行う能力、主体的能動的に学ぶ能力、プロジェクト管理に関する基礎的知識とスキル、情報技術を効率的効果的に活用する能力を獲得することを意図した大学生向けのプロジェクト学習型(PBL)科目におけるNPO法人Asuka Academyとの協働教育実践の概要とその授業デザインについて紹介する。